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脱水の症状と対策は?子供と高齢者は注意しよう!

こんにちは。

日本全国、夏本番ですね!

皆さんの部屋の温度は暑くなっていませんか?

暑い中、屋外で長時間作業をしていませんか?

今回は【脱水の症状と対策は?子供と高齢者は注意しよう!】をテーマにまとめていきたいと思います。

  • 脱水とは
  • 子供と高齢者は特に注意
  • 脱水のサインを見逃さない
  • 規則正しい食生活と水分補給
  • 脱水症状になってしまったら
尿量はバイタルサインである 体水分バランスに気をつけようマー君世代の理学療法士です。 認定理学療法士(循環)、心臓リハビリテーション指導士、糖尿病療養指導士の資格を生かして学生、若手PT...

 

脱水とは

脱水とは、体から水分と塩分を失うことを言います。

私たちの体の半分以上は水分でできています。

この水分は【体液】と呼ばれ、体にとって大切な役割を担っています。

体液は主に【水】と【塩分】でできています。

体液の働きは、体温調節、体に必要な栄養素や酸素を運び込む、体に不要な老廃物を運び出すことが中心になります。

 

体液の割合は、年齢とともに減少します。

体重あたりの体液の割合は、小児で80%、成人で60%、高齢者で50%になります。

子供の皮膚がみずみずしいのは、体液量が多い要因もあるのでしょう。

 

体液が失われると、脱水状態になります。

症状としては、微熱、口渇感、体重減少、尿や発汗の減少などです。

脱水の度合いは、体液が失われることによる体重減少の割合により3段階に分けられます。

体重50kgの人の場合、軽度は3~5%(1.5~2.5kg)、中等度6~9%(3.0~4.5kg)、重度10%以上(5.0kg以上)になります。

 

体の中で体液の多い臓器には異変が出やすくなります。

  • :めまい、立ちくらみ、集中力・記憶力の低下、頭痛、意識消失、けいれん
  • 消化器:食欲低下、悪心、嘔吐、下痢、便秘
  • 筋肉:筋肉痛、痺れ、麻痺、こむら返り

 

子供と高齢者は特に注意

子供や高齢者は脱水状態になりやすいと言われています。

 

子供が脱水状態になりやすい3つの要因

  • 成長期は、水分の出入りが激しい
  • 体重あたりの不感蒸泄(皮膚や呼吸から失われる水分)が大人に比べて多い(大人は体重の15倍60kgなら900ml子供は体重の25倍30kgでも750ml)
  • 汗をかく機能や腎臓の機能が未熟である

 

高齢者が脱水状態になりやすい3つの要因

  • 体液を貯めるタンク(筋肉)が少ない
  • 飲んだり食べたりする量が減っている
  • 喉が渇いているのに気がつきにくくなる

子供や高齢者は脱水状態になりやすいと心得て、日頃から些細な変化を見逃さないようにしたいですね。

 

脱水のサインを見逃さない

脱水状態になると、体に様々な変化が現れます。

特に原因不明の発熱、急激な体重減少(7日以内に4%を超える体重減少)は脱水を疑いましょう。

 

誰でもできる脱水の発見方法

  • 握手してみる→手が冷たければ疑わしい。脱水状態になると、血液は重要な臓器に集まりますので、手足などに血液が行かず冷たくなります。
  • 舌を見せてもらう→渇いていたら疑わしい。脱水状態になると、口の中のツバが減少します。舌の表面も乾いてきます。
  • 皮膚をつまんでみる→皮膚がつままれた形から3秒以上戻らなかったら疑わしい。皮膚には、水分がたくさん含まれていて弾力性があります。脱水状態では水分が減り、弾力性がなくなります。
  • 親指の爪の先を押してみる→赤みが戻るのが遅ければ疑わしい。2秒以内に戻れば問題ありませんが、指先は血管が細いので、変化が生じやすい部位です。
  • 高齢者の脇の下を確認する→乾いていたら疑わしい。通常、高齢者の脇の下は、汗による潤いがあります。脱水状態になると、汗が出なくなり、脇の下が乾燥します。

 

 

規則正しい水分補給

脱水対策には水分補給が大切です。

水分補給は1日8回を目安に、小まめにとりましょう。

水分補給はアルコール以外の飲料をとるようにしましょう。

水分補給の方法は年代によって異なります。

子供は自由に水分を摂取するよう、保護者または指導者が指導し制限しないようにしましょう。

高齢者は小まめに水分補給をしましょう。介護が必要な方には、介護者が定期的に水分を摂取させるように心がけましょう。

水分補給を行うタイミングは【喉が乾く前】が理想的です。

 

 

脱水症状になってしまったら?

脱水状態になってしまったら、水分と電解質(特にナトリウム)を速やかに補うことが大切です。

塩分は水分の吸収力をアップする役割があります。

糖分は吸収速度をアップする役割があります。

塩分と糖分がバランスがよいと効率よく吸収できます。

 

いかがだったでしょうか。

毎年、この季節になると多くの方が脱水症で体調不良を起こします。

ヒドい場合は入院するまで体調を崩してしまうこともあります。

脱水症状について正しい知識と対策を知ることで予防していきたいですね。

https://310-pt-base.com/cardiac-reha/aged-heart/

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