一般向け

食事を【朝型】にすると血糖値のコントロールが良好になります

こんにちは。

2型糖尿病のある人は朝食のカロリーを高めるよう食事を調整すると、体重が減少し、インスリン量も減り、血糖コントロールが改善するという研究が発表されています。

今回は、【食事を朝型にすると血糖値のコントロールが良好になります】というテーマをまとめていきます。

  • 食事パターンを朝型にする
  • 食事を朝型にすると血糖値が低下、インスリン投与量も減少
  • 朝食が体と頭が活動を開始するスイッチになる
  • 朝食のカロリーは15〜35%になるように調整

 

食事パターンを朝型にする

食事パターンを【朝型】にすると、体重が減り、糖尿病の人では血糖コントロールが改善するという研究をイスラエルのテルアビブ大学が発表しました。

肥満や過体重の人に共通する食事スタイルは、夕食でどか食いをしてカロリーを摂りすぎる【ビックディナー】です。

この食習慣を改め、なるべく朝食でカロリーを多めに摂り、昼食は平均的、夕食を少食にするように調整すると、1日の摂取カロリーは同じでも、体重が減りやすいとされています。

また糖尿病の人では必要なインスリン量が減り、血糖コントロールが改善するとも報告されいています。

 

研究代表のイカボヴィッチ教授は、

「どんな食品を食べるかとカロリーを抑えることを気にしているが、食事を摂る時間と頻度も大きな問題である」

また

「同じパンを朝食または夕食で取るのとでは、グルコース反応が異なる」

と述べています。

 

朝食をしっかり食べるって当たり前のことですが、改めて研究でその重要性が言われています。

 

食事を朝型にすると血糖値が低下、インスリン投与量も減少

研究チームは、2型糖尿病と肥満がありインスリン治療をしている平均約70歳の18人の男性と11人の女性を対象に3ヶ月間実験を行いました。

1日の摂取カロリーと栄養バランスが同じになるよう食事を調整し、

1つ目のグループは朝食のボリュームを増やし、夕食を少なめにする

2つ目のグループは1日の食事を6回に分け摂取カロリーを平均にする

2つのグループはそれぞれの食事療法を実施しました。

 

3ヶ月後、朝食をしっかりと摂取したグループは平均5kgの減量と空腹時血糖値を平均54mg/dL・平均血糖値は38mg/dL低下することができました。

インスリン投与量も減少し、1日の単位量は54.7→34.8単位に減少しました。

 

糖尿病と肥満のある人は、特に朝食が重要というデータが出ているようです。

 

朝食が体と頭が活動を開始するスイッチになる

朝食を抜き、夕食を就寝前に摂取する人は、心臓発作後で死亡するリスクが上昇するという研究も発表されました。

ブラジルのサンパウロ州立大学の研究は、急性心筋梗塞による入院患者113名を対象に週3回以上朝食を抜くか週3回以上の遅い夕食(就寝前2時間以内)を尋ねました。

朝食を欠食する人は58%、遅い夕食を摂る人は51%、両方そろっている人は41%でした。

朝食を抜き、夕食を就寝前に摂取する人は、心筋梗塞から退院後30日間以内の死亡リスク、再発リスク、狭心症のリスクが4〜5倍高いと報告しています。

 

ちなみに、遅い夕食を週3回以上とっていた人のほとんどは、夕食の時間帯そのものが遅い傾向にあるようです。

 

朝食のカロリーは15〜35%になるように調整

過去の研究によると、朝食を欠食し夕食が遅い人は、運動不足であったり喫煙習慣があるなど、他にも不健康な習慣を持っている可能性が高いとされています。

不健康な食生活は、炎症反応、酸化ストレス、血管の内皮機能の低下などを引き起こし、結果として心臓の血管に悪影響をもたらします。

ミニクッチ氏は「夕食から就寝まで、2時間以上の間隔をあけ、朝食のボリュームを多くすることを勧めます。

1日のカロリー摂取率から、朝食は15〜35%を占めることを勧めます。」

とアドバイスしています。

 

小さい頃から言われていた「ちゃんと朝ごはん食べなさい!」というのは、本当だったんですね。

 

いかがだったでしょうか。

https://310-pt-base.com/dm/highblood-pressure/

この記事が参考になった方は、Twitter(@310_PT_BASE)やInstagram(310_PT_BASE)もやっていますので、フォローよろしくお願いいたします。