雑記

実習は2名の学生を受け入れた方がいい ほぼメリットしかありません

こんにちは。

マー君世代の理学療法士(@310_PT_BASE)です。

 

みなさんの施設では、ひとつの実習期間に、同一養成校から何名の実習生を受け入れていますか?

多くの施設が同一養成校から1名の実習生を受け入れていると思います。

しかし、自分の勤める施設では同一養成校から同時に2名の実習生を受け入れしています。

えっ?同時に2名も実習生受け入れたらSV大変じゃない?

指導する時間も2倍かかるのでは?

と思う方もいるかもしれません。

 

そこで今回は、施設と実習生両方の立場から、2名体制で行う実習のメリットについてまとめていきたいと思います。

メリット

  • 同級生と一緒に実習が出来るため精神的な負担が少ない
  • 学生同士で実技練習の時間を確保できる
  • アウトプットする機会が格段に増える(経験したことを相手に教える)
  • 他人の成功や失敗を自分の経験にできる

デメリット

  • 緊張感がなくなってしまう
  • 学生間の能力差
  • 平等性

 

まずはメリットについてまとめていきます。

同級生と一緒に実習が出来るため精神的な負担が少ない

これは想像出来ると思います。

普段、学校生活を一緒に過ごしている同級生と実習が出来るので、精神的なストレスは軽減できます。

特に実習初期は緊張や不安、上手くいかないことの連続で、実習に対するマイナスなイメージやストレスが強いと思います。

しかし、そんな時でも同級生と苦労を共有することが出来ます。

朝や夕方の通勤時、昼休みなどに悩みを相談したり、お互い励まし合うことで実習に前向きに取り組めるようになるかもしれません。

この役割はPTの先生方には決してできないことだと思います。

どれだけ実習生の話を聞いてあげたり、相談に乗っても実習生から多少の気は使われると思います。

すべて本音で話すことも難しいでしょう。

実習指導者は同級生の代わりは出来ません。

実習生のメンタルが安定していることは、実習指導者にとって大きなメリットです

 

学生同士で実技練習を確保できる

実習前にどれだけ実技練習を行っても、実習では上手くいかないものです。

たとえば、自動車免許を取る時にどれだけ教習所内の自動車運転が上手くいっても、本当の道路で運転をすれば、緊張するし上手くいきませんよね?

自分は実習における実技も同様に考えています。

どれだけ実技練習のときにうまくいっても、実際の患者さんでうまくいくとは限りません。

患者さんで実践しなければ分からないことがあります。

上手くいかなかったことは復習すべきですが、実習生が1名の場合はSVが空き時間に実技練習に付き合うなど時間を作らなければいけません。

しかし、実習生が2名の場合は注意するポイント・確認するポイントさえ指導して学生同士で実技練習をすることが出来ます。

SVは最後にチェックさえすれば良いのです。

これはSVにとって大幅な時間削減になりますよね。

 

アウトプットする機会が格段に増える(教える)

2名の実習生の場合、私は以下のようなパターンで行動します。

つまり、AさんはPT子さんと一緒に介入してPT男くんはサポート兼見学です。

一方、BさんはPT男くんと一緒に介入してPT子さんはサポート兼見学です。

このような感じです。

 

PT子さんがAさんで経験したこと(例えば、動作介助や触診など)や学んだこと(目標設定や治療プログラムの立案など)を、PT男くんに経験を伝える・説明するようにしてもらっています。

またはその逆です。

真の目的は、自分が経験したことをアウトプット(教える)ことで、より理解を深めることです。

相手に理解してもらえるように説明することで、自分の考えを整理したり、分からないことに気が付いたりできると思います。

これは、一人で実習を過ごした場合に比べて、圧倒的にアウトプットする機会を増やすことが出来ます。

※実際、1名の実習生をみていた時よりも2名の実習生をみている時の方がフィードバックが短くなっています。

他人の経験(成功や失敗)を自分の経験にできる

1名で実習を過ごした場合、自分が経験したことしか学ぶことが出来ません。

しかし、2名で実習することで相手の学生が経験したこと(成功や失敗)を自分の経験として学習することが出来ます。

自分1人では自分の想像を超えることが出来ませんが、相手の行動は時として自分の想像を大きく超えることがあります。

自分の想像を超えたことを経験できることは非常に大切だと思います。

 

以上のことから、実習生2名体制で実習を過ごすことは実習指導者、実習生の両方にとってメリットだと思います。

 

一方、少しのデメリットもあります。

緊張感がなくなってしまう

親しい同級生と一緒に行動することで、緊張感がなくなり実習生として節度ある行動がとれなくなってしまうこともあります。

学生間の能力差

多くの場合、事前の学生の能力に大きな開きがないように養成校側が配慮してくれます。

しかし、長期実習ともなれば実習に臨む姿勢や成長のスピードが学生間で大きく差が生じてしまうことがあります。

このような場合は、お互いの学生にベストな実習となるように多少の工夫が必要になるかもしれません。

平等性

実習指導者は2名の実習生と平等に接していると思っていても、受け取る側の実習生がどう思うかは別問題です。

実習生の立場では、PT子さんは実習指導者に気に入られていて、PT男くんは嫌われている!なんてことを思っているかもしれません。

人間関係ですので、多少の合う合わないがあるかもしれませんが基本的に実習指導者は実習生に対して平等に接しているはずです。

このようなデメリットも克服していく必要があります。

 

 

 

しかし、実習生が2名で実習を過ごすことは、このデメリットを大きく上回るメリットがあると思います。

2名同時に実習生を受け入れるようになってから、実習指導にかかる時間や労力は減っていることを実感しています。

実習生の受け入れって大変だな・・・とか、実習のスタイルを模索中なんて考えている実習指導者がいれば、実習生を2名同時に受け入れてみるということも選択肢の一つとして考えてみてください。

また実習生は、「同級生と実習できて気が楽だなー」だけで終わらず、このようなメリットがあるということも考えながら実習を過ごしてほしいです。

 

今回は以上になります。

いかがだったでしょうか。

理学療法の実習生がすべき情報収集 循環器編マー君世代の理学療法士です。 認定理学療法士(循環)、心臓リハビリテーション指導士、糖尿病療養指導士の資格を生かして学生、若手PT...

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