雑記

臨床実習の現状〜実習時間と実習地確保の課題について〜

こんにちは。

マー君世代の理学療法士(@310_PT_BASEです。

 

学生や若手理学療法士の皆さんは、臨床実習の現状をご存知ですか?

実習の準備や目の前の患者さんのことで頭がいっぱいかもしれませんが、臨床実習の現状をしっかりと理解することで、より良い実習や臨床を送ることが出来ると思います。

 

今回は【臨床実習の現状〜実習時間と実習地確保の課題について〜】をテーマにまとめていきたいと思います。

 

  • 臨床実習の時間
  • 臨床実習の課題

 

臨床実習の時間

 

臨床実習に関しては、理学療法士作業療法士養成施設指定規則(以下、指定規則)によって実習時間が定められています。

指定規則は1966年に施行され、1,680時間で始まりました。

昔は随分と長い実習時間を確保していたようです。

 

しかし、1972年の改定で1,080時間、1999年の改正で810時間と減少しています。

この時間数は、習得単位93単位のうち18単位とされていて20%程度を占めています。

現行のルールはここにありました。

 

そして、2018年10月に指定規則の一部が約20年ぶりに改定する省令案が発表されました。

 

2020年4月から入学する新入生からは新しい指定規則が適応されます。

 

※新しい指定規則についても、今度まとめていきたいと思います。

 

臨床実習は実践的な教育の機会であり、実学を学ぶ大切な期間です。

臨床実習の時間数の減少は、臨床で活躍できる理学療法士を育成する観点からすると、卒前の教育目標に大きく影響を及ぼしています。

 

臨床実習の課題

 

近年、養成校の急激な増加に伴い、臨床実習施設不足は大きな課題になっています。

医師の養成とは違い、ほとんどの養成校は臨床実習を行うことができる付属施設をもっておらず、外部の病院やリハビリセンター、施設などに実習を委託しているのが現状です。

養成校と臨床実習施設間での実習委託契約は、原則、単年度契約であり、養成校は絶えず実習施設不足の不安を抱えているのが現状です。

また学生の受け入れる臨床実習施設側にとっては、診療報酬の縛りがあり、診療時間内に規定の診療実績を確保しつつ、学生指導をしなくてはならないという現実があります。

そのため、後輩の指導の大切さを認識しつつも、実習の受け入れを断念してしまう施設も見られます。

このような現状において、実習施設の需要と供給のバランスによって養成校側は弱い立場になりやすく、養成校が求めている教育水準を下げてでも実習施設確保を最優先しているのが現状です。

 

このような課題に協会はどのように対応していくのでしょうか。

我々、若い世代こそ議論して協会をしっかりと見守る義務があると思います。

 

 

 

いかがだったでしょうか。

 

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