雑記

認定理学療法士を受験した体験談を3つのポイントでまとめてみた

こんにちは。

今年度の認定理学療法士の受験要項が発表されました。

このブログをみてくれている若手理学療法士の方も、今年度の受験を考えている方もいるかもしれません。

私は2018年に認定理学療法士(循環)を取得しています。

そのとき経験した受験までの流れ、受験当日、受験後などの体験談が、認定理学療法士の受験を考えている方の役に立てば嬉しいです。

今回は【認定理学療法士を受験した体験談を3つのポイントでまとめてみた】をテーマにまとめていきたいと思います。

  • 認定理学療法士とは
  • 受験までの流れ
  • 受験当日
  • 受験後に思うこと

 

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認定理学療法士とは

認定理学療法⼠制度は、7 分野 23 領域から成り、それぞれの認定領域において理学療法 技術と知識を有することが認められた者を認定理学療法⼠として認定する。

また、認定理学療法⼠の資格認定後も、良質なサービスを提供する臨床能⼒を備え、より ⾼度な専⾨性を志向し、⽣涯にわたる⾃⼰研鑽を継続する者を認定理学療法⼠として定義 する。

そのため、⾼い専⾨的臨床技能と経験を維持するために、5 年毎の更新を義務付ける。

※日本理学療法士協会のホームページから引用

 

まだ学生の皆さんであれば認定理学療法士・専門理学療法士という制度があることを知らない人も多いと思います。

これをきっかけに、自分のキャリア形成について考えるいい機会かもしれません。

受験の要項については各自で日本理学療法士協会をご覧ください。

 

受験までの流れ

認定理学療法士を受験するまでには一定のポイントを貯めなければいけません。

私の場合は、新卒以降にコツコツと貯めてきたポイントがありましたので、認定理学療法士の受験を考えた時には必要なポイントは溜まっている状態でした。

元々、都市部に住んでいるため研修会の参加自体もあまり苦労することなく、自然にポイントが貯まっていったという感じです。

加えて、協会指定研修(共通)と協会必須研修(領域別)を必ず受講しなければいけません。

これには受講料が必要であり、住んでいる場所によっては交通費・宿泊費が必要となります。

実際、それらの研修会にはキャリーバックを持ちながら参加されている先生方もいました。

私の場合、協会指定研修(共通)も住んでいるところから電車で行ける距離で開催してくれたので、参加費以外にかかる費用はありませんでした。

一方、協会必須研修(領域別)は住んでいるところとは遠く離れた場所で開催されましたので、交通費・宿泊費が別途必要になりました。

ちなみに、私は暦通りの休日の職場に勤めていますので、勤務調整をする必要もありませんでした。

このように、受験するまでに必要な講習会に参加するためにはお金、職場の勤務調整など色々な調整が必要になります。

そのため、家族や職場の理解が必要になるでしょう。

私の場合、受験するために必要な研修会の費用は全額職場で負担してくれました。

このように、かなり恵まれた環境で受験させて頂ける方も決して多くはないでしょう。

 

 

受験するためには10例の症例レポートが必要になります。

私の場合、過去に心臓リハビリテーション指導士を受験した経験がありましたので、症例報告の作成にはあまり苦労しなかった記憶があります。

しかし、症例報告を初めて行う方は職場の先輩などに添削していただくことをお薦めします。

添削してもらう行為そのものも学習になりますね。

心臓リハビリテーション指導士の症例報告の場合は、多職種が受験する資格ですので、専門職としての立場を意識しながらも包括的リハビリテーションに重きを置いた内容を書きました。

一方、認定理学療法士は理学療法士だけの資格ですので、心肺運動負荷試験に基づく運動処方、運動療法に重きを置いた内容で書きました。

その辺は、協会のホームページをよく読んで、協会側の意図を十分に読み取る必要があるのではないでしょうか。

 

受験当日

受験会場は私の住んでいるところから電車で行ける距離でしたので、こちらも交通費や宿泊費がかからず苦労しませんでした。

私が受験した会場は領域に関係なく受験番号別で席が決められていました。

試験の内容は、協会指定研修(共通)と協会必須研修(領域別)のテキストから出題されますので、基本的にテキストを中心に勉強していれば、それほど難しくありませんでした(循環の場合に限って)。

個人的には、心臓リハビリテーション指導士の試験の問題の方が、認定理学療法士の試験の問題よりも難しかった印象です。

(※心臓リハビリテーション指導士の試験が殺人的スケジュールということも関係しているかも・・・。)

そのため試験時間内に余裕を持って回答し、複数回再確認する時間がありました。

マークシートの記入ミスがないか、など丁寧に確認することができました。

試験のみで合否の判定はされません。

症例報告の内容と試験結果を合わせて合否の判定がされます。

私の場合、余程のことがない限りは合格するだろうという手応えがありました。

※あくまで個人的な意見ですので、受験される方は最善の準備をして受験に備えてください。

 

受験後に思うこと

一番大切なことはここだと思います。

認定理学療法士を取得して以降、メリットを感じたことは一度もありません。

資格を取得すれば給料が上がるわけでもありませんし、臨床力が上がるわけでもありません(当たり前)。

さらに認定理学療法士は他職種からの認知度が全くと言っていいほどありませんので、職場内でのアピールにもなりません。

協会としては協会主催の勉強会の講師は認定理学療法士の資格が必須としています。

しかし、必ずしも認定理学療法士を取得した全員が講師をやりたいわけではありませんので、講師陣の質の担保という意味合いが強く、資格を取得した個人に対するメリットにはならないでしょう。

現在、ブログを書いている時点(2019年8月)では、新生涯学習制度における認定理学療法士の扱いは決まっていません。

協会は2019年秋頃に制度の確定を目指すとしています。

この辺も、今年度に認定理学療法士を受年される方は身の振り方に迷うところでしょう。

個人的には、今年度取得を考えているのであれば受験した方が良いとは思いますが。

さて、数年後に私は認定理学療法士を更新するのでしょうか。

今のところ答えは出ていません・・・。

 

最後に、今年度受験を考えている方へ

臨床をやりながらの試験準備や勉強は大変だと思います。

しかし、きっと未来は明るい方へ向かっていると信じ頑張ってください。

 

いかがだったでしょうか。

 

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